自己意識探究の備忘録(旧WiC)へようこそ!
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当サイトは以前、カンナビノイド成分を含む商品についてのレビューサイトでした。
成分規制が進むなどで、商品の選択肢が減っていく中、どうしたら日本国内で安全とされるメジャーカンナビノイド成分で精神を落ち着けられるかを考え、使用した備忘録としてサイトリニューアルをしました。
下記にこれまでの自分の経歴と、なぜカンナビノイドを使った自意識探求の旅に出ようと思ったかを記載します。
このサイトは特に、日々多忙の中で過ごし、(気づかないうちに)ストレスが溜まっていたり、自分のことが好きになれない・自信を持てないなどの感情を持つ人のヒントになれれば幸いです。
安定した良い精神状態は、色鮮やかな実りのある人生を作り出します。カンナビノイドをきっかけとして良い人生を創りましょう!
カンナビノイドを知ったきっかけ
私がカンナビノイドを知ったのは2022年春のことです。
友人からの情報で、「どうやらHHCという成分が出たみたいだ。興味があれば今度遊ぼう。」
※2024年現在、HHCは違法成分として指定されています。入手・摂取は絶対にしないでください。
今思えばここからが人生の大きな変わり目でした。友人の家へ行き、好きな曲を聴きながらほんの少しだけ吸引。
あとあと気づくことになりますが、これがある意味初めて経験したカンナビノイド成分ではないかと思っています。
この経験が多くのカンナビノイド成分に対する知識や感謝につながることになります。
いつどこで自分の人生の分かれ目が来るかはわかりませんが、この時の経験と挑戦は確実により良い方向に働いたと言えるでしょう。
またその後に、カンナビノイド成分のいくつかには「制吐作用が期待できる」ということを知りました。
私は過去のトラウマから嘔吐恐怖症(そういった病名はないらしいが)を持っています。
これは私の場合、特定の状況下になると吐き気が起こり、冷や汗や心拍の増加、不安の増加やひどい時はパニック状態に近くなります。
特定の状況下とは、電車の中やタクシーの中など、他人がいて目的地につくまでその空間から抜け出すことが困難な状況でよく発症しました。
「タクシーなら途中で降りれば良いのでは?」と思うかもしれませんが、ここで他人という存在の重さが登場してきます。
人に対して当初とは違う要求をすることで、その人の気持ちを害すかもしれないという葛藤が原因で言葉は出ないし、環境要因によって吐き気はずっと続きます。
例えるなら、えずくギリギリの状態をずっと続けている感じで、吐きそうなのに吐かないし、吐くことも怖くてできない状況。
この苦しい状態を出勤時に電車へ乗った時は常に感じ、もはやそれが体の反応として通常であるかのような日々を過ごしていました(およそ5年くらい)。
こうした吐き気に対して、なんとかならないかと学生時代は軽度のSSRIを使用したり、吐き気止めを使用したり、ご飯を抜いたりなどさまざまなことを試すことに。
はっきりいって結果は良くないもので、むしろ体を壊す方向に働いていたのではないかと今では思います。そして、そこで出会ったのがカンナビノイド成分でした。
初めてのカンナビノイド経験、そして新しい道へ
友人宅での初めての経験は「なんだかよくわからない」というものでした。
しかし好奇心が旺盛な私は、HHCが当時はまだ規制されておらず販売も普通にされていたので、自分でも購入をし使用してみることにしました。
ここから歯車が加速します。セットセッティングというものがどうやら大事だということをやんわりと知り、音楽が好きだった自分はまず環境を整えました。
自宅という安心感と初めてのワクワク感、瞑想などは当時していませんでしたが良い精神状態だったんだと思います。
2回目の経験時、まず感じたことが「音楽の聞こえ方が尋常じゃなく心地よい」ということです。
正直怖さもあったので、VAPEタイプの製品を2秒程度しか吸っていません。初心者の自分にはそれで十分かつちょうどよかったんだと思います。
音楽の聞こえ方が研ぎ澄まされることで、さらに音楽に対して集中することになり音の世界へと旅立ちました。
そして次に気づいたことに心底感動したのを今でも覚えています。
それは、「吐き気が(ほとんど)ない」ということでした。
これは当時の自分にとって、どんなに美味しいご飯を食べることや好きなことをすることよりも感動したことを覚えています。
それほどまでに吐き気という概念に対して苦しんでいたんでしょう。
ここから数ヶ月は吐き気が消える・もしくはかなり緩和されるという理由をメインとしてさまざまなカンナビノイド成分を知り、試してみることになります。
カンナビノイドから知ったこと
上記で記載したような経験を経て、今の自分が思うことがあります。
体調の変化は自然なものと捉えがちですが、自分の精神状態である程度のところまではコントロールできるのではないかと思うのです。
特定の状況下で起こる吐き気が良い例です。
乗り物酔いとは全く違う形で、電車やタクシーなどで吐き気が起こるのはなぜなのでしょうか。
またいくつかの薬を使用しても吐き気がおさまらないなどはしょっちゅうありました。
薬を摂取しているのに症状が緩和されないのはなぜなのでしょうか。
一つの結論として、特定の状況下に置かれて、特定の心理状態になると脳内から症状を引き起こす脳内物質が放出されるのではないかと私は考えています。
例えば私の場合、電車やタクシーに乗った時に起こる現象は下記の流れです。
2.(乗車直後)「やっぱり嫌な気分だ。目的地まで無事に着くと良いな」
3.(乗車中)「しんどい。降りたい。吐いたらどうしよう。周りから変に見られていないか?」
4.(降車後)「すごい楽になった。吐き気もおさまった。」
降車した瞬間に吐き気は飛んでいきます。
自分でも笑っちゃうくらいに飛んでいくんです。つまり乗車前と乗車中だけ強く症状が出ているわけです。
当時は苦しさしか見えておらず、深く考えていませんでしたが降車した瞬間に体調が戻るというのはある意味異常です。
これはなぜなのでしょうか。それは簡単です。
そもそも、すでに乗車前から不安を感じ、脳からストレス物質を放出しています。この状態で乗車しても良い状態はおろか通常状態になるとは言えないでしょう。
例えるなら野球で次に打席が回ってくるのに、「打てなかったらどうしよう」「失敗して怒られたり嫌われたりしたらどうしよう」と考えているようなものです。
こんな状態で打席になっても良い結果は出ないといっても良いでしょう。
精神的には現状を良くしたいと考えているのに、心では最悪の状況ばかりを考えてしまっているのです。
「思いは実現する」という言葉がありますが、まさにその通りで不安状態のシナリオを自分から作り実行していたのです。
では上記の1〜4の流れを5年間続けていたらどうでしょうか。
週に4回以上は電車などを使用する生活が続きます。つまり往復で2回乗車すると考えたら、1ヶ月でこの経験を30回以上も行うことになるのです。
「思考に気をつけなさい。それは行動になるから。
行動に気をつけなさい。それは習慣になるから。」
正確な表現は忘れましたが、マザーテレサの言葉を思い出します。
私が感じる吐き気の原因は自分自身が創り出していて、それを治すことができるのは薬などではなく自分自身だったのです。
カンナビノイドはある意味、対症療法の側面を強く捉えがちですが、自分自身と向き合わせてくれる側面も持ち合わせています。
こうした意味で、カンナビノイドは現状を「マシ」にしてくれるし、自分自身を見つめ直して体にできた「バグ」を発見しやすくしてくれる物質であると私は信じています。
そしてこの「対症療法」的な使用をした経験、プラス「自分自身に生まれたバグを見つけるため」に使用した経験、どちらも記事として残していきます。
結局のところ、私の吐き気は精神的な病気だったのはいうまでもありません。
精神的な病気と聞くと大ごとのように捉えがちですが、どうすればマシになり、どうすればよくなるのか(何がバグなのか)さえわかればさして怖いことではないのではないでしょうか。
本サイトの記事がこうした似た悩みを抱える人たちのヒントになればと強く思います。
2024年現在、吐き気に対する恐怖は完全に去ったわけではありませんが、さして気にするほどでも無くなり、症状が緩和するまでの備忘録として本サイトは運営しています。
最後に、症状緩和の先にはこれまで感じたことのない、非常に明るい世界が待っていました。
自分自身が吐き気に苦しんでいたので、それに焦点を合わせて記していますが、人によっては腹痛だったり頭痛だったり、特に現代人はバグを抱えがちです。
人の目を気にしすぎて萎縮したり、体の不調や他人の評価にビクビク怯えながらご飯もまともに食べない、そんな生活はもう十分です。
そしてこれは表現が違えど、全人類が思っていることでしょう。この記事を読んでくれている人に明るい未来が来ることを強く祈ります。